パン作りに適した小麦粉とは?プロ愛用の小麦粉とは?

パンの作り方

パンを作るときに必ず使う小麦粉。

種類が多くどれを使って良いか迷いますよね。

小麦粉の特性を知れば自分好みにブレンドした小麦粉でパンを作れるようになります。

 



小麦粉の種類は大きく分けて3つ

強力粉
中力粉
薄力粉

たくさん種類のある小麦粉も大きく分けると

3つに分けられます。

強力粉(カメリヤなど) 

 グルテン量豊富、食パン、菓子パンなど

準強力粉(リスドオルなど)

 グルテン量普通、フランスパン、クロワッサンなど

薄力粉(バイオレットなど)

 グルテン量少ない、ケーキ、クッキーなど

この3種類です。それぞれ製粉会社が独自にブレンドした粉を「カメリヤ」などの名前をつけて販売しています。

3種類何が違うのかと言うと、グルテン量が違います。

パン作りを家の建築に例えると、グルテンとはパンの骨格です。家の柱に当たります。

グルテン(柱)が多ければ大きく膨らんだパン(家)を作ることができます。

食パンはグルテンたくさんの小麦粉で作られます。

強力粉はグルテンが多く例えるならマッチョな青年。

準強力粉はグルテンが強力粉より少なくフランスパンによく使われます。

薄力粉はグルテンが少なくお菓子作りによく使われます。

小麦粉を変えると食感が変わる

それぞれの小麦粉でパンを作って食べてみましょう。

強力粉で作ったパン

例えるならマッチョなっ人が鉄筋コンクリートで作った家です。大きくボリュームがあり噛むと弾力があります。内相がきめ細かい。

準強力粉で作ったパン

ひょろっとしたフランス人が作ったレンガの家。強力粉のパンよりももろくボリュームも出にくいです。噛むとクラスト(皮)が強力粉より厚くクリスピー。内相が粗くなりやすい。

薄力粉で作ったパン

おしとやかな女の子が作った藁の家。骨組みが弱く噛むとさっくりと歯切れよくなる。ボリュームが出にくい。

それぞれの小麦粉の特徴はこんな感じです。

灰分ってなに?

灰分とは鉄やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分のことで、多いほど味が濃く感じます

灰分が多くなる程に小麦粉の色は白からグレーに近づきます。

つまり真っ白な粉は味が薄く、グレーな粉は味が濃いのです。

結局どの小麦粉を使えば良いの?

特徴はわかったので使うべき小麦粉は?

初めはまずは強力粉のカメリヤを使いましょう。

プロも愛用している基本の小麦粉です。ふっくらしたパンが作れます。

慣れてきたら、強力粉8割に灰分の高い中力粉2割でボリュームを出しつつ、さっくりした歯切れのよい食感にし味も濃く!

なんてこともできちゃいます。

まとめ

まだまだ奥の深い小麦粉の世界。

特徴を理解するとパン作りがもっともっと楽しくなります。

ぜひいろいろな小麦粉でパンを作って見いてください。

自分好みの粉に出会えるかも。

ちなみに僕の好きな粉はレジャンデールです。

ではまた!

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